一般社団法人日本医療介護事業連合会(日本医介連)は、5月16日に東邦大学医療センター大橋病院(東京都・世田谷区)にて勉強会を開催しました。
本勉強会は、会場とWeb参加のハイブリッド形式で開催し、106名にご参加頂きました。
今回の開催は、「お一人さま」を取り巻く社会課題の解決に向けて、これまでも患者支援に積極的に取り組まれてきた渡邉学病院長が、地域連携のさらなる重要性をご認識のうえでご賛同くださり、同先生のご支援により実現しました。
参加者は、大橋病院の患者支援に携わる医療ソーシャルワーカー(MSW)、医師、看護師、事務職に加え、地域の連携医療機関の患者支援に携わる医療従事者の方々にもご参加いただきました。
当日は、当会理事の大西統と信夫武人が登壇し、「二次救急病院の現場に活かすお一人さま患者支援」をテーマに公的資源および民間資源(身元保証・高齢者等終身サポート事業など)の活用について解説。その後の質疑応答では、参加者との活発な意見交換が行われる貴重な機会となりました。
アンケートでは、現場が抱える課題や政策への具体的な要望が多く寄せられ、実務に直結する視点からの意見を多く伺うことができました。
これらの声は、今後のセミナーで重点的に取り上げるとともに、国の政策提言にも活かしてまいります。
当会は今後も、各地域の医療機関と連携し、有益な情報を提供するセミナーを継続的に開催し、現場の課題に即した実践的な連携支援に務めてまいります。